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イスタンブール再市長選 23日投票 敗北なら政権打撃

トルコ・イスタンブール市内に掲げられた与党候補ユルドゥルム元首相の選挙ポスター=21日(共同)
トルコ・イスタンブール市内に掲げられた与党候補ユルドゥルム元首相の選挙ポスター=21日(共同)

 【カイロ=佐藤貴生】トルコの最大都市イスタンブールで23日、やり直しの市長選挙が行われる。3月の市長選でエルドアン大統領率いる与党、公正発展党(AKP)の候補が最大野党、共和人民党(CHP)の候補に僅差で敗れ、「不正があった」とのエルドアン氏らの主張を選管当局が認めた。AKP候補が再び負ければエルドアン氏の求心力が低下し、対外政策にも影響する可能性がある。

 イスタンブール市長選は3月31日、統一地方選の一環で行われ、AKPのユルドゥルム元首相がCHPのイマモール氏との接戦に敗れた。AKPは首都アンカラの市長選でも敗北した。

 エルドアン氏がイスタンブール市長選に当選した1994年以降、同市長のポストは一貫してAKP側が保持。同氏は「イスタンブール(の選挙)で敗れればトルコで敗れたも同然」と述べて重視してきた。

 ほぼ無名の候補だったイマモール氏は再選挙の決定後、「反エルドアン」の旗手として知名度が上昇。少数民族クルド人の政党からも支持を取り付けた。「強引に再選挙に持ち込んだ経緯に対する反発から、AKPの支持票がイマモール氏に流れる」(地元ジャーナリスト)との観測もある。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは7月前半にも、ロシア製防空システムS400の国内搬入を始める見通し。この問題で対米関係の悪化が決定的となれば、不振の続く国内経済にいっそうの打撃となる恐れがある。

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