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米副大統領が対中演説を延期 人権批判、首脳会談控え配慮

ペンス米副大統領
ペンス米副大統領

 【ワシントン=黒瀬悦成】ペンス米副大統領は今月24日に予定していた中国の人権状況を批判する演説を延期した。演説会場に予定されていたワシントンの政策研究機関「ウッドロー・ウィルソン・センター」が明らかにした。月末に大阪市で予定される米中首脳会談を前に、トランプ政権が大詰めを迎える貿易交渉の進展の妨げとならないよう配慮したとみられる。

 ペンス氏の演説は当初、天安門事件から30年となる今月4日に予定されていたが、24日に日程が変更された経緯がある。中国の不法な振る舞いをあらゆる分野で追及していく立場を打ち出していたトランプ政権が、「弱腰」姿勢を示したとして米国内外で批判が出る可能性もある。

 トランプ政権高官が米紙ウォールストリート・ジャーナルに語ったところでは、米中首脳会談を控える中で、演説によって米中間でさらに緊張が高まるのを避ける意図があったとしている。

 同高官は、トランプ大統領と中国の習近平国家主席がこのほど首脳会談に先立ち電話会談を行い、「生産的な対話」を行ったと指摘。その上で、米中の貿易協議が再び軌道に乗っている「前向きな兆候」が出ていることが演説延期の判断材料になったと明かした。

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