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習近平氏が来春、国賓訪日の可能性 中国の新駐日大使示唆

21日、東京・内幸町の日本記者クラブで、記者会見した中国の孔鉉佑駐日大使(三塚聖平撮影)
21日、東京・内幸町の日本記者クラブで、記者会見した中国の孔鉉佑駐日大使(三塚聖平撮影)

 5月末に着任した中国の孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日大使は21日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、日本が要請している習近平国家主席の国賓としての来日について「多分近い将来に実現は可能だと思う」との見通しを示した。孔氏は「まだ時期は分からない」としつつ、「希望としては、例えば桜満開など季節の良い時に実現したい」と来春にも行われる可能性を示唆した。

 習氏は、今月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)出席のため国家主席として初来日する予定だが、日本側はG20後に国賓として再度の訪日を要請している。孔氏は、日本の要請について「真摯(しんし)に受け止め、真剣に検討している。日本側とも話し合いをしている」と述べた。

 また、孔氏は日中関係について「今年は新中国成立70周年で、日本も令和時代に入った」と指摘。習氏が中国の国家主席として約9年ぶりに日本を訪れることを挙げ、「中日関係が新たな段階に突き進むための力強い原動力になるだろう。中日関係は歴史の新しいスタートラインに立ち、新たな発展のチャンスを迎えている」と訴えた。

 日本でのG20サミット開催については「地域と世界にとって非常に重要な意義がある」と強調。その上で「中国としては引き続き日本のサミット開催を積極的に支持し、関連の討論に建設的に参加し、サミットの成功に貢献したい」との方針を示した。

 一方、米国との間で激化している貿易摩擦については「貿易戦争は米国を再び偉大にはせず、世界経済に脅威をもたらすだけだ」との認識を示した。

 孔氏は、上海外国語学院(現・上海外国語大)で日本語を専攻。外務省入省後、日本で14年以上勤務した知日派として知られる。駐日大使就任前は、外務次官兼朝鮮半島問題特別代表を務めていた。(三塚聖平)

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