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「大和堆」に今年も北朝鮮漁船 海保が取り締まり状況公表

大和堆周辺で海上保安庁の巡視船から退去警告、放水を受けて退去する北朝鮮漁船=5月下旬(海上保安庁提供)
大和堆周辺で海上保安庁の巡視船から退去警告、放水を受けて退去する北朝鮮漁船=5月下旬(海上保安庁提供)
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 日本の排他的経済水域(EEZ)にある日本海の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺で違法操業する北朝鮮漁船に対応している海上保安庁は14日、5月下旬からの取り締まり状況を公表した。

 海保によると14日現在、EEZに侵入するなどした延べ318隻に退去警告を実施。昨年同期は延べ330隻だった。また、EEZから退去させるため延べ50隻に放水。昨年同期は同99隻で、いずれも減少した。

 海保は「近年の厳格な取り締まりを理解し、早期に退去する傾向がある」と説明。14日までに、大和堆への侵入は許していない。

 平成29年に始まり3年目の対応となる今年は、昨年に続き、本格的なスルメイカ漁期を前に5月末から複数の巡視船を派遣し、水産庁の漁業取締船とも連携して警戒を強化している。EEZに侵入した漁船には電光掲示板や音声などで警告。操業を続けようとする漁船は放水で退去させる。

 北朝鮮は外貨獲得や食料調達のため漁業を国策としてきたが今年、小型の木造船による遠洋操業を禁止したとの情報がある。ただ、海保によると、大和堆周辺で確認される漁船は多くがが木造船で、鋼船は数隻しか確認されていない。北朝鮮漁船は操業海域を大和堆と並ぶ好漁場「武蔵堆(むさしたい)」のある北方にも拡大しており、海保は警戒している。

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