PR

ニュース 国際

英与党党首選、初回投票はジョンソン前外相がトップ

12日、ロンドンで英保守党党首選の選挙運動を開始したジョンソン前外相(ロイター)
12日、ロンドンで英保守党党首選の選挙運動を開始したジョンソン前外相(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】メイ英首相の辞任に伴う与党・保守党党首選の初回投票が13日、実施された。欧州連合(EU)からの合意なき離脱を訴える強硬離脱派のジョンソン前外相が114票を獲得し、首位に立った。EUと関係を保った離脱を重視する穏健離脱派のハント外相が43票と続いた。大差をつけられたものの、穏健離脱派の今後の追い上げが注目される。

 党首選には10人の候補者が立候補。13日の投票では、17票に満たなかったレッドソム前下院院内総務(11票)▽ハーパー議員(10票)▽マクベイ前雇用・年金相(9票)の3人が脱落した。

 ジョンソン氏▽ハント氏▽ゴーブ環境相(37票)▽ラーブ前EU離脱担当相(27票)▽ジャビド内相(23票)▽ハンコック保健相(20票)▽スチュワート国際開発相(19票)の7人が次の投票に進む。

 今後、20日前後まで、党の下院議員313人が複数回投票し、候補者を2人に絞る。その上で、7月22日の週に党員による決選投票が実施され、メイ氏の後継首相となる新党首が選出される運びだ。

 現在、ジョンソン氏がトップを走っているが、今後の投票で穏健離脱派も伸びると予想される。

 穏健離脱派の代表格、ハント氏は、経済を混乱に陥れかねない合意なき離脱を「(英国にとって)自殺行為だ」と牽制(けんせい)。野党を含む英下院の約6割が合意なき離脱に反対する中、「(ジョンソン氏は)離脱を実現するために必要な下院の承認を得られない」とクギを刺している。

 新党首が離脱を実現できなければ、野党から内閣不信任案が提出されて、政権が揺らぐ可能性もある。党の支持者は「党の安定を望む党員はジョンソン氏よりハント氏に流れる」と予想している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ