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タンカー攻撃 米、中東緊張の高まりを懸念

13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けて火災を起こし、オマーン湾で煙を上げるタンカー(AP)
13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けて火災を起こし、オマーン湾で煙を上げるタンカー(AP)
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 米政府は今回のタンカー攻撃を13日夜の時点でイランと結びつけておらず、本格的な軍事攻撃にも慎重とみられる。だが、5月の「破壊攻撃」に続く攻撃で、イエメンのシーア派系武装組織フーシ派を支援するイランと、対抗するサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の間で緊張が高まることは懸念材料となる。

 米軍は原子力空母エーブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群を中東に展開させ、今月上旬にはアラビア海でB52爆撃機との共同訓練を実施するなどしてイランへの抑止態勢を強化していた。5月12日にはサウジなどの商船4隻が周辺海域で「破壊行為」(同国当局者)を受けた。米当局も地域の緊張が高まる中で発生した今回の攻撃を重く見ている。

 UAEのフジャイラ沖で5月12日に起きた「破壊行為」に関し、イランの関与は明らかになっていないが、ポンペオ米国務長官は「イランによる、世界中で原油価格を引き上げようとする試み」であるとして、同国の関与を強く示唆した。

 AP通信によると、マッケンジー米中央軍司令官は今月7日、空母打撃群派遣はイランがイラク駐留米軍や船舶の攻撃を計画していたためだと強調。米軍幹部はイランの艦船、潜水艦、地対空ミサイルが5月初旬に「高度の準備状態」に入ったと説明していた。(加納宏幸)

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