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台湾与党、総統選予備選で蔡氏勝利

台湾の総統府で記者会見する蔡英文総統=5月10日、台北市(共同)
台湾の総統府で記者会見する蔡英文総統=5月10日、台北市(共同)

 【台北=田中靖人】台湾の与党、民主進歩党は13日、来年1月の総統選の候補を決める予備選で、再選を目指す蔡英文(さい・えいぶん)総統(62)が勝利したと発表した。頼清徳(らい・せいとく)前行政院長(首相に相当)=(59)=を世論調査の支持率で上回った。支持率は蔡氏が35・67%、頼氏が27・48%だった。

 世論調査は野党、中国国民党で総統候補を目指す韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長(61)、総統選への出馬が取り沙汰される無所属の柯文哲(か・ぶんてつ)台北市長(59)の2人と、蔡、頼両氏をそれぞれ比べる方法で行われた。蔡氏は頼氏に約8ポイント差を付けた上、韓氏(24・51%)、柯氏(22・70%)の2人も上回り、この情勢が続けば、政権を維持できる結果となった。

 蔡氏は3月の届け出時点では世論調査で頼氏を下回っていた。だが、当初予定の4月中旬から延長された予備選の期間中、台湾各地に積極的に出向き、過去3年の実績をアピールして劣勢を覆した。特に、好調な対米関係や同性婚容認法案の成立など政権の公約実現を強調。直近では、香港の「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモへの支持を明確に打ち出し、若年層が強く抱く対中警戒感を支持につなげた。

 蔡氏は総統府で記者団に対し「今後の最も重要な責任は、できる限りの力を団結させ、台湾の民主主義を守ることだ」と述べ、本選での勝利に意欲を示した。

 民進党は当初、世論調査期間を10~14日としていたが、目標のサンプル数が集まったとして、結果を前倒しで発表した。

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