PR

ニュース 国際

カザフスタン大統領選、現職トカエフ氏が圧勝

投票後に記者団の質問に答えるカザフスタンのトカエフ大統領=9日、ヌルスルタン(共同)
投票後に記者団の質問に答えるカザフスタンのトカエフ大統領=9日、ヌルスルタン(共同)

 【モスクワ=小野田雄一】中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンで9日、大統領選が実施された。カザフ国営通信によると、約30年間にわたり同国に君臨し、「建国の父」とされるナザルバエフ前大統領(78)が3月に電撃退任したことを受け、憲法規定により上院議長から暫定大統領に就任していたトカエフ氏(66)が70%を超す得票で圧勝した。任期は5年。投票率は77・4%。

 トカエフ氏は外交官出身で、ナザルバエフ氏の側近の一人。1991年の独立以来、カザフでナザルバエフ氏以外の大統領が選出されるのは初。ナザルバエフ氏が推し進めてきたロシアや欧米諸国、中国との全方位外交路線を踏襲する意向を示している。

 トカエフ氏の後任の上院議長にはナザルバエフ氏の長女、ダリガ氏(56)が就任している。ナザルバエフ氏は最終的にダリガ氏ら一族への権力継承を目指しているとされ、トカエフ氏は大統領を1期で退任するとの観測も出ている。

 イタル・タス通信によると、首都ヌルスルタン(3月にアスタナから改称)などでは9日、選挙に反対する無許可集会が行われ、計約500人が拘束された。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ