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「香港返還後、最も危険」雨傘運動リーダーが条例案批判

会見した周庭(アグネス・チョウ)さん=10日、東京・内幸町の日本記者クラブ(三塚聖平撮影)
会見した周庭(アグネス・チョウ)さん=10日、東京・内幸町の日本記者クラブ(三塚聖平撮影)

 香港で若者らが選挙制度の民主化を要求した2014年の大規模デモ「雨傘運動」をリードした学生団体の幹部だった周庭(アグネス・チョウ)さん(22)が10日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案について「香港返還後、最も危険な法案だ」と批判した。その上で「圧倒的な反対の声を前に香港政府は改正案を撤回すべきだ」と訴え、日本など国際社会に対しても支援を求めた。

 9日に香港で行われた大規模デモ参加後に来日した周さんは、「香港返還後に最も多くの人が参加したデモで、香港人が新しい歴史を作った」と強調。改正案については「全ての香港人と外国人旅行者らが、法律と人権を尊重しない中国に引き渡されることになる可能性がある」と問題点を指摘した。

 香港は1997年の中国返還後も「一国二制度」で高度な自治が認められているが、周氏は改正案が成立すれば「『一国一制度』に近くなる」との認識を示した。その上で「香港の良さを破壊する法案だと言っても過言ではない」と訴えた。(三塚聖平)

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