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ライダイハン、文在寅大統領にDNA型鑑定と謝罪求める

「韓国政府は、戦争のごみとされた私たち混血児の存在を認めて欲しい」と文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対して、公開書簡を出したトラン・ダイ・ナットさん=平成31年1月、ロンドン市ウエストミンスター(岡部伸撮影)
「韓国政府は、戦争のごみとされた私たち混血児の存在を認めて欲しい」と文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対して、公開書簡を出したトラン・ダイ・ナットさん=平成31年1月、ロンドン市ウエストミンスター(岡部伸撮影)

 ベトナム戦争に派遣された韓国軍兵士が現地の女性を性的暴行などして生まれた「ライダイハン」と呼ばれる混血児たちが韓国の文在寅大統領に国連人権理事会の調査と親子関係を確定するDNA型鑑定に応じ、公式謝罪を求める公開書簡を出した。

 ライダイハン問題を追及する英国の民間団体「ライダイハンのための正義」によると、書簡はライダイハンのトラン・ダイ・ナットさんら3人が5月28日付けで、在ロンドンの韓国大使館を通じて文大統領に提出した。

 ナットさんは、書簡の中で「韓国政府は、韓国軍兵士がベトナム女性に性暴力を行っていたことを認め、国連人権理事会の実態調査に協力し、血液検査する50人の『ライダイハン』のデータと父親とみられる韓国軍兵士らとの親子関係を確認するDNA型鑑定に応ぜよ」と主張。さらに、「調査の結果、父子関係が確定すれば、韓国軍兵士による性暴力の犠牲になった子供たちに公式謝罪してほしい」と訴えている。

 同団体は今年1月、英議会内で開いた会合で、ナットさんと母親や、2018年ノーベル平和賞を受賞したクルド民族少数派ヤジド教徒のナディア・ムラドさん、英政府の性暴力防止イニシアチブ(PSVI)を設立したウィリアム・ヘイグ元外相らを招き、ライダイハン問題に連携して取り組むことを確認した。(岡部伸)

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