PR

ニュース 国際

台湾与党、予備選で討論会 両者平行線

 【台北=田中靖人】台湾の与党、民主進歩党は8日、来年1月の総統選の候補者を決める党内予備選で、候補者同士のテレビ討論会を行った。再選を目指す蔡英文総統(62)が過去3年間の実績を強調したのに対し、頼清徳(らい・せいとく)前行政院長(首相に相当)=(59)=は「私が当選すれば台湾社会に新しい希望を与えられる」と訴えた。

 蔡氏は政権運営の「工程は始まり、家は半分できている」と政策の継続の必要性を強調。伝統的な党の支持者である「台湾独立」派の不満を念頭に「私は民進党の価値に背いたことはなく、一つ一つ実現してきた」と述べた。

 一方、頼氏は昨年11月の統一地方選での民進党大敗を挙げ、「人民はすでに決定を下した。この機を逃すと過去の努力が無に帰す」と、指導者交代の必要性を訴えた。

 頼氏は「台湾は第2の香港やチベットにはならない」と中国への警戒感を示したのに対し、蔡氏も「挑発はしないが主権を堅持し、中国に誤った判断をさせない」と強調。相手への質疑がなかったこともあり、双方ともほぼ従来の主張の繰り返しに終始した。

 民進党は10~14日に世論調査を行い、早ければ15日にも世論調査に基づく予備選の結果を公表する。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ