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患者85人殺害、元看護師に終身刑 戦後ドイツ最大の殺人事件

6日、ドイツ北部オルデンブルクの地裁に出廷した元看護師のニールス・ヘーゲル被告(ロイター)
6日、ドイツ北部オルデンブルクの地裁に出廷した元看護師のニールス・ヘーゲル被告(ロイター)

 【ベルリン共同】ドイツ北部オルデンブルクの地裁は6日、患者85人を殺害した殺人の罪で、同国の元看護師ニールス・ヘーゲル被告(42)に終身刑を言い渡した。被告は患者に薬剤を注射して危険な状況を意図的につくり出し、蘇生の腕前を同僚に見せようとしたが失敗した。戦後ドイツ最大の殺人事件となった。地元メディアが報じた。

 ドイツでは終身刑が最高刑。実際の犠牲者は100人以上に達するとみられる。ヘーゲル被告は別の患者2人を殺害したなどとして、2015年にも終身刑の判決を受けて服役中。

 同被告は00~05年、集中治療室に勤務していた北部デルメンホルストの病院など2カ所の病院で犯行に及んだ。危険な状態の患者に積極的に対応し、有能とみられていた。被害者は30~90代で、行き当たりばったりに選んでいたという。

 05年、患者に薬物を注射するヘーゲル被告を同僚が目撃したことを機に、捜査が始まった。当局は15年の判決後、国内外に埋葬されていた130人以上の元患者の遺体を掘り起こし、捜査を続けていた。

 ヘーゲル被告の勤務期間中、病院では患者の死亡率が急増。死亡事案は被告の勤務時に相次いでいたが、適切な対応は取られていなかった。

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