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トランプ米大統領、北高官粛清の韓国報道に懐疑的

 5日、訪問先のアイルランド・シャノンの空港でバラッカー首相(左)に出迎えられたトランプ米大統領(ゲッティ)
 5日、訪問先のアイルランド・シャノンの空港でバラッカー首相(左)に出迎えられたトランプ米大統領(ゲッティ)

 【ワシントン=黒瀬悦成】アイルランドを訪問中のトランプ米大統領は5日、記者団に対し、2月末の米朝首脳会談が不調に終わった責任を問われて北朝鮮高官が粛清されたなどとした韓国紙の報道について「事実かどうかは知らない」と述べ、懐疑的な見方を示した。

 韓国紙は、米朝の非核化協議の実務責任者である北朝鮮の金革哲(キム・ヒョクチョル)米国担当特別代表が「処刑された」と報じていたが、米CNNテレビ(電子版)は4日、複数の関係筋の話として「生存している」と伝えた。

 ただ、金革哲氏は現在、拘束され尋問を受けており、重罰を受ける可能性もあるとしている。

 また、関係筋はCNNに対し、北朝鮮メディアが「強制労役を課せられた」と韓国紙に報じられていた金英哲(ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長の健在を伝えたのは、金正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長がトランプ氏に対し、「非核化交渉をやめない」とのメッセージを伝える意図があると解説した。

 一方、トランプ氏は北朝鮮との核交渉の見通しについて、「金委員長は取引をしたいと思っている。私も彼と取引がしたい。適切な時期に会えるのを楽しみにしている」と強調し、3度目の米朝首脳会談の実現に意欲を示した。

 また、北朝鮮情勢全般については「順調に推移している。大規模な実験は何もしていない」と指摘し、北朝鮮が核実験や長距離弾道ミサイルの発射に踏み切っていないことを改めて成果として誇示した。

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