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レアアース対中依存を低減 米報告書 輸出規制に危機感、日本との連携も

 【ワシントン=塩原永久】米商務省は4日、スマートフォンや蓄電池といった工業製品に幅広く使用されるレアアース(希土類)などの重要鉱物の調達で、中国をはじめとする外国への依存を減らす方策をまとめた報告書を公表した。

 中国が貿易摩擦をめぐってレアアースの対米輸出規制をちらつかせている。報告書は、中国やロシアなどの産出国が輸出を止めれば「極めて大きな打撃」になると指摘した。

 一方、供給確保のため日本やオーストラリア、欧州連合(EU)などの同盟国との協力を強化する必要性を強調。米国内での生産拡大につなげるため、採掘業者に対する低利融資や、軍事関連企業に国内生産材料の調達を求めることなど61の方策を提案した。

 ロス米商務長官は「(安定調達のため)連邦政府は前例のない行動を取る」との声明を出した。

 2010年の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖で起きた中国漁船衝突事件では、中国がレアアースの事実上の対日輸出規制を実施。米政府内でも輸入依存への懸念が高まった。トランプ米大統領は17年12月、対応策の検討を米政府に指示していた。

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