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【外交安保取材】平成の国賓最多は韓国大統領 前半に集中

 一度過去を清算すれば二度と振り返ることなく、新しい未来に向けて邁進(まいしん)する。そんな気負いすら感じさせるが、当時は韓国側にも、前向きな日韓関係を構築しようという意欲があったことをうかがわせる。

李明博政権から一変

 ただ、こうした韓国側の思いが、長期的な日韓関係の改善に結びつくとは限らない。5年8月に河野洋平官房長官が発表した談話がいい例だ。

 今では「河野談話」は、日本政府が公式に慰安婦の強制連行を認めたという誤解を世界に拡散させた元凶と認識されているが、当時はこの談話で「日韓関係は一歩前進した」と考えられていた。翌年、国賓として金泳三(キム・ヨンサム)大統領が来日したのが、その証しといえる。

 国賓は天皇の賓客として歓迎行事や宮中晩餐(ばんさん)会に出席するが、政治的権能を持たない天皇がその人選について、意見を述べることはない。内閣の責任で数年をかけて検討し、閣議で決定するのが通例だ。時の政権の思惑が入り込むのも、当然といえば当然といえる。

 韓国の3人目の国賓は10年の金大中(キム・デジュン)大統領、4人目は15年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領だ。この間、サッカー・ワールドカップ(W杯)の日韓共催もあり、両国関係はおおむね良好だった。

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