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米台の安保担当高官が会談 断交後初、台湾紙報道

ボルトン米大統領補佐官
ボルトン米大統領補佐官

 【台北=田中靖人】台湾総統の諮問機関「国家安全会議」の李大維(り・だいい)秘書長が13~21日に訪米し、ワシントンでボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談していたことが26日、分かった。同日付の台湾各紙が報じた。

 米台の安全保障担当高官の会談が明らかになるのは1979年の米台断交以来、初めてという。

 会談の詳しい日付や内容は不明だが、自由時報はインド太平洋地域における米台の戦略的な協力関係の強化について話し合ったもようだと報じた。ボルトン氏は親台派で、就任前の2017年1月の米紙への寄稿で、台湾への米軍再駐留を提言したことがある。

 台湾外交部(外務省に相当)によると、李氏は訪米中、シンクタンクを訪問したほか、米政府職員とともに、台湾と外交関係があるパラオとマーシャル諸島の政府職員とも会談した。

 李氏は蔡英文総統の側近で、外交部長(外相に相当)を務めた経験もある。

 聯合報によると、米台の安保担当の高官の接触は、1996年の台湾初の総統直接選挙に合わせ、中国が大規模な軍事演習を行った第3次台湾海峡危機を機に開始。半年に1回程度の接触をしているが、米側はこれまで副補佐官が対応してきたという。

 米国では昨年3月、米台当局高官の相互訪問を促す台湾旅行法が成立している。

 一方、外交部は25日、対米窓口機関の名称を「北米事務協調委員会」から「台米事務委員会」に変更した。総統府の黄重諺(こう・じゅうげん)報道官は名称変更について「台米関係がさらに緊密になった最も良い証拠だ」との声明を発表した。

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