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「卒業祝い」借金肩代わり 総額44億円超か、米大学で資産家

19日、米南部ジョージア州アトランタのモアハウス大でロバート・スミス氏が学生ローンを肩代わりすると聞き喜ぶ卒業生(STEVE SCHAEFER/アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙提供、AP=共同)
19日、米南部ジョージア州アトランタのモアハウス大でロバート・スミス氏が学生ローンを肩代わりすると聞き喜ぶ卒業生(STEVE SCHAEFER/アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙提供、AP=共同)
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 米南部ジョージア州アトランタのモアハウス大で19日に行われた卒業式で、スピーチした資産家が卒業約400人全員の学生ローンを肩代わりすると表明した。中には数千万円のローンを返済予定だった卒業生もおり、予期せぬ「卒業祝い」に会場は大歓声に包まれた。AP通信によると、ローンの総額は4千万ドル(約44億円)に上る可能性がある。

 資産家はIT分野の投資会社を経営するロバート・スミス氏。「誰にもアメリカン・ドリームの機会はある。それを言葉と行動で示そう」と述べて肩代わりを表明した。卒業生たちは口を大きく開けて驚いた後、笑顔で大きな拍手をして喜んだ。うれしさの余り、泣きだす生徒もいた。

 モアハウス大は男子ばかりの私立大で大半の学生が黒人。卒業生に公民権運動の指導者キング牧師がいる。スミス氏も黒人で、この日に同大から名誉博士号を受けた。米国は大学の学費が高騰し、卒業後に多くの若者が返済に苦しむことが社会問題化している。モアハウス大では卒業時に3万~4万ドルのローンを抱える学生が多いという。

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