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バノン氏、欧州議会選で極右にテコ入れ 仏与党は戦々恐々

 【パリ=三井美奈】欧州議会選を前に、トランプ米大統領の首席戦略官だったスティーブン・バノン氏が極右「国民連合」をテコ入れするため先週末、パリ入りした。マクロン仏大統領の与党「共和国前進」は「選挙干渉だ」と猛反発し、戦々恐々としている。

 バノン氏は欧州の右派ポピュリズム(大衆迎合主義)勢力を支援しており、パリではメディアの取材に相次いで応じている。18日付仏紙では、欧州議会選で「フランスが最も大事だから来た」と発言。マクロン氏をグローバル化の唱道者とみなし、「彼の欧州政策に対する事実上の国民投票になる」と位置付けた。

 フィリップ仏首相は、「バノン氏の狙いは欧州の弱体化だ」と非難。共和国前進の選対責任者は「バノン氏は1泊2500ユーロ(約30万円)のホテルに泊まりながら、わが国の選挙の主権を侵害している」とツイッターで嫌悪感を示した。これに対し、国民連合のルペン党首は「彼らは世論調査で不利だから必死だ」と応じた。バノン氏は国民連合の非公式顧問を名乗る。

 フランスの選挙は、共和国前進を中心とする中道連合と国民連合が首位を争う展開。最新の世論調査では、国民連合が24%の支持率で首位に躍り出た。

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