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重量過多が要因か モスクワ旅客機着陸失敗事故

炎上するアエロフロートの旅客機=5日、モスクワ(@artempetrovichさんのインスタグラムから=AP)
炎上するアエロフロートの旅客機=5日、モスクワ(@artempetrovichさんのインスタグラムから=AP)

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアの首都モスクワ郊外のシェレメチェボ空港で5日に起きた旅客機の緊急着陸失敗・炎上事故で、国営ロシア通信は17日、事故原因を調査している露航空当局の文書を基に、着陸時の機体が重量過多だったことが事故の要因となった可能性があると伝えた。

 ロシア通信が入手した文書によると、事故を起こしたロシア製旅客機「スホイ・スーパージェット100」の緊急着陸時の重量は42・6トンで、着陸許容重量を1・6トン上回っていた。一方、着陸時の速度には問題はなかったという。

 燃料が多く残った状態で緊急着陸を行う場合、機体重量を軽くするため燃料投棄を行うのが一般的。しかし事故を起こした機体は燃料投棄を行わなかったとみられている。

 この事故では、着陸時にシャーシやタイヤなど足回り部分が破損。飛び散った部品が燃料タンクを損傷させ、燃料に引火したとされる。足回り部分が破損した原因は、重量過多のためだった可能性が強まった。

 また、ロシア通信は同日、当局が機体から回収したブラックボックスの解析を完了したと伝えた。

 事故は5日夕に発生。同機は落雷で通信機器が故障し、離陸から約30分後に同空港に引き返したが、着陸に失敗。乗客・乗員78人のうち41人が死亡した。

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