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米との交渉は「毒」 戦争は否定 イラン最高指導者

イランのイスラム教シーア派最高指導者、ハメネイ師は政府高官と会談に臨んだ=14日、テヘラン(AP)
イランのイスラム教シーア派最高指導者、ハメネイ師は政府高官と会談に臨んだ=14日、テヘラン(AP)

 【カイロ=佐藤貴生】イランのイスラム教シーア派最高指導者ハメネイ師は14日、政府高官らとの会合で、2015年締結の核合意から離脱したトランプ米政権について、敵対的な態度を取っているなどと批判し、交渉に応じることは「毒」だとして拒否する考えを強調した。イランのメディアが伝えた。

 米政権は原子力空母やB52爆撃機などをペルシャ湾周辺に派遣し、イランに対する軍事的圧力を強めているが、そうした中でも交渉姿勢に転じることはないと宣言した形だ。交渉の否定には、国内の改革派から対米融和論が高まるのを封じる狙いもうかがえる。

 ハメネイ師は一方で、「私たちは戦争を望まないし、彼ら(米国)も同様だ。彼らはそれが利益にならないことを知っている」と戦争への懸念を打ち消し、「イランは抵抗の道を選んだ」と述べた。

 イランの最高指導者はロウハニ大統領がトップを務める行政府のほか司法府、軍などを掌握し、国政全般に決定権を持つ。ハメネイ師は反米の保守派として知られ、発言は米国との対決で指導部を一致団結させる思惑もありそうだ。

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