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核合意の履行停止を実行 イラン

 【カイロ=佐藤貴生】イランの原子力エネルギー当局者は、2015年締結の核合意の履行義務の一部を公式に停止したと述べた。ロイター通信が15日に伝えた。履行停止の方針は8日、ロウハニ大統領が表明していた。

 当局者によると、低濃縮ウランは300キロ、重水は130トンに定められた貯蔵の上限を撤廃し、今後は無制限に貯蔵する。いずれも核兵器開発に関連する物質だが、イランは余剰分を国外に搬出したり販売したりしており、核合意の上限に達するまでにはまだ余裕があるとみられる。

 また、核兵器には濃縮度90%以上のウランが必要とされるが、核合意では濃縮度は3・67%までに制限されている。ロウハニ師は核合意を離脱した米国を除く英仏独中露の当事国5カ国に60日間の猶予を設け、原油や金融などの取引が保証されなければ、規定の濃縮度を超えるウランの製造に着手するとしている。

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