PR

ニュース 国際

欧州、軍事的緊張回避を促す 米国務長官とイラン情勢協議

離陸する米軍のB52H=12日、カタール(米空軍提供=AP)
離陸する米軍のB52H=12日、カタール(米空軍提供=AP)

 【ベルリン=宮下日出男】英国とフランス、ドイツの3カ国外相と欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は13日、ポンペオ米国務長官とブリュッセルで個別に会談し、イラン情勢を協議した。モゲリーニ氏は会談後、欧州側が軍事的な緊張激化を回避するよう米国に促したことを明らかにした。イラン対応をめぐる米欧の溝が鮮明になった。

 欧州側はイランとの核合意堅持を目指し、合意を離脱した米国と対立。米国はイランによる攻撃準備の兆候もみられるとして、中東に空母打撃群などを派遣しており、欧州メディアによると、ポンペオ氏は米国の対応への理解を求めた。

 モゲリーニ氏は「重大かつ繊細な時期にとるべき責任ある態度は軍事的エスカレートを回避する最大限の自制だ」と強調。ドイツのマース外相もポンペオ氏との会談後、地域の緊張激化への懸念を伝えたと表明した。ハント英外相は会談に先立ち、「偶発的な衝突のリスクを非常に懸念している」と強調した。

 英仏独外相とモゲリーニ氏は核合意の一部履行停止の方針を表明したイランへの対応も協議。イランに合意の完全な順守を求めた上で、イランが合意履行の条件に求める原油取引などの維持の方策について議論した。

 一方、AP通信によると、ポンペオ氏は会談でイランをめぐる情報を欧州側に提供。米当局者は中東の不安定化を招くイランの行動に対し、「欧州と懸念は共有している」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ