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中露外相、ベネズエラ・イランで対米牽制

 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのラブロフ外相は13日、露南部ソチで中国の王毅国務委員兼外相と会談した。政情不安の続くベネズエラ情勢でマドゥロ政権側を支持している中露両国は平和的解決を追求することで合意。暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長側を支持し、軍事介入の可能性を示唆している米国を牽制(けんせい)した。イラン核合意についても両国は離脱を表明した米国を批判し、核合意維持の必要性で一致。北朝鮮情勢やアフガニスタン情勢でも中露が共同対処していく方針を確認した。

 王毅氏は会談で「強大な国家ほど責任が伴うが、現在は強大な国家ほど傲慢に振る舞っている」とし、中国からの輸入品2000億ドル(22兆円)分への追加関税引き上げを実施した米国を暗に批判した。同氏はまた、トランプ米大統領が言及していた米露の核軍縮枠組みに中国が参加する可能性を改めて否定した。

 ラブロフ氏は北朝鮮の非核化問題に関し「ロシアと中国、米国の3カ国対話が問題の早期解決につながる」との認識を示し、米国主導での問題解決を牽制。イラン情勢でも「米国の一方的な対イラン制裁は非合法だ」との認識を中国と共有したことを明らかにした。

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