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日米比印が南シナ海を航行 初の訓練、中国牽制

【日米印比共同巡航訓練】戦術運動を行う、(手前左から)「ウィリアム P.ローレンス」、「むらさめ」、(中央左から)「シャクシティ」、「いずも」、(奥左から)「アンドレス・ボニファシオ」、「コルカタ」(海上自衛隊提供)
【日米印比共同巡航訓練】戦術運動を行う、(手前左から)「ウィリアム P.ローレンス」、「むらさめ」、(中央左から)「シャクシティ」、「いずも」、(奥左から)「アンドレス・ボニファシオ」、「コルカタ」(海上自衛隊提供)
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米第7艦隊は8日、米海軍のイージス駆逐艦「ウィリアム・P・ローレンス」が海上自衛隊、インド、フィリピン両海軍の艦船と2~8日に合同で南シナ海を航行し、陣形編成や通信などの訓練を実施したと発表した。

 この4カ国が南シナ海で訓練を行うのは初めて。中国による南シナ海の軍事拠点化に対抗すると同時に、米軍としてインド太平洋の同盟・パートナー諸国との連携強化を誇示する狙いがある。

 第7艦隊によると、4カ国の艦船は国際海域を通航したとしており、中国が造成した人工島の12カイリ(約22キロ)内を通過する「航行の自由」作戦には位置づけられていないとみられる。

 海上自衛隊からは、事実上の空母への改修が決まった海自の護衛艦「いずも」と、護衛艦「むらさめ」が参加。艦船間での乗組員の移送も行われ、「いずも」の艦上では各艦の艦長らが集まっての交歓会も開かれたという。

 第7艦隊は航行に関し、声明で「志を同じくする国々の海軍が一緒に訓練する機会を提供するとともに、自由で開かれたインド太平洋全域で海洋分野の協力を推進することになる」と評価した。

 また、海自第1護衛隊群司令の江川宏海将補は第7艦隊を通じ、今回の航行について「素晴らしい経験となった。相互理解と信頼の構築に加え、インド太平洋地域の平和と安定の促進に貢献できた」などとする談話を発表した。

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