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【アメリカを読む】米の視線はすでに「6G」 5Gで劣勢、対中巻き返しへ

1月、米ラスベガスの家電ショーで、第5世代(5G)移動通信規格をアピールする米半導体大手クアルコムのデジタル広告板(AP)
1月、米ラスベガスの家電ショーで、第5世代(5G)移動通信規格をアピールする米半導体大手クアルコムのデジタル広告板(AP)
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 高速通信を可能にする第5世代(5G)移動通信システムの商用サービスが米国や韓国で始まった。本格的な通信網整備はこれからだが、通信機器市場では中国の華為技術(ファーウェイ)が優勢で、米企業の影は薄い。トランプ米政権は安全保障リスクを理由に、中国製を自国や友好国から締め出す構えだ。一方、トランプ米大統領は早くも第6世代(6G)に言及。6Gを見据えた研究も促し、5Gから一足飛びで次世代戦略に踏み出す動きもみせている。(ワシントン 塩原永久)

 「5Gの競争に米国は勝たなければならない」

 トランプ米大統領は4月12日、ホワイトハウスで開いた5Gのイベントで、そう力を込めた。

 同席した米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は、全米で5G網を整備するための204億ドル(約2兆3千億円)規模の基金を設けると発表。米政府として、中国とのハイテク覇権争いで焦点となっている5Gをめぐり、国家ぐるみで主導権の掌握を目指す中国に対抗する姿勢を示した。

 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは4月3日、5G対応のスマートフォン向けのサービスを一部都市で開始していた。

 移動通信の分野では、おおむね10年ごとに技術革新が起きるとされる。現在、主流の第4世代(4G)で先行した米国では、アップルやグーグルといったIT大手が巨大な富を得た。

 だが、5Gでは華為や中国の同業、中興通訊(ZTE)が存在感を示し、米国優位の風景は一変する。

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