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【特派員発】北と対峙する最前線の島・江華島 発展に期待

 
 
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 韓国北西部で北朝鮮との最前線に位置し、かつては日米仏との衝突の現場となった江華島(カンファド)と周辺の2つの島が近年、2本の橋で連結され訪問者が増えている。休日は観光客でにぎわい、今や離島の印象はない。北と対峙(たいじ)する前線独特の緊張感も薄れている。観光を中心とした島の発展に期待が高まる一方、地元では自然に恵まれた昔ながらの島の存続を願う声も根強い。(韓国・江華島 名村隆寛)

 ソウルからバスで約2時間半。数百メートルの海峡で隔てられた金浦(キムポ)市と江華島は現在、北部の江華大橋(1997年、旧来の橋の横に新設)と南部の草芝(チョジ)大橋(99年開通)だけで結ばれている。その江華島の中心部から西方の喬桐島(キョドンド)までは車で40分余りだ。

 「橋ができて島は変わった。何よりも生活が便利になった」。喬桐島の中心部、喬桐面(村に相当)に昨年3月に開館した観光広報施設「喬桐チェビチブ(ツバメの家)」の事務長、李今淑(イ・グムスク)さん(56)はここ数年の島の変貌を語る。2014年に開通した喬桐大橋(全長3・44キロ)が島をソウル首都圏に一気に近づけたという。

 李さんは00年に、ソウル北方の京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市から喬桐島に引っ越してきた。橋の完成前は江華島西岸の倉後里(チャンフリ)から喬桐島東岸の月仙浦(ウォルソンポ)まで渡し船で来るしかなく、島で暮らしてみて病院に行くにも大変な島民の苦労を実感したそうだ。

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