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露、極東重視を内外にアピール 北朝鮮にもメリット ウラジオでの首脳会談

 【ウラジオストク=小野田雄一】ロシアと北朝鮮による首脳会談の開催場所となるウラジオストクは露極東の中心都市だ。同地での首脳会談開催は、極東の開発・発展を最優先課題に掲げるロシアにとって内外への大きなアピールになる。政府専用機の老朽化が指摘される北朝鮮にとっても、平壌から約700キロの同地は鉄道で向かえるメリットがあり、双方の思惑が一致した格好だ。

 ロシアが極東開発を重要政策と位置付ける背景にあるのは、極東地域の主導権争いだ。ロシアは隣接する中国・黒竜江省の発展や人口増を潜在的脅威と見て、インフラ建設や移住政策を推進。今回、会談場所になるとの観測が強まっているルースキー島の極東連邦大で毎年開催している「東方経済フォーラム」での投資呼び込みなども進めているが、目立った成果は出ていない。

 ロシアは現在進めている北極海航路開発を新たな経済の柱としたい考えで、アジアや太平洋につながるウラジオストクの重要度はさらに増している。今回の会談でロシア側は、極東の発展や地域経済協力の必要性に言及する見通しだ。

 ウラジオストクは「東方を支配せよ」を意味するロシア語。帝政ロシア時代から不凍港として重視され、ソ連時代は外国人が立ち入れない「閉鎖都市」とされていた。

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