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ロシア疑惑 米司法長官は大統領の共謀を改めて否定

米ワシントンの司法省で記者会見するバー司法長官(中央)=18日(AP=共同)
米ワシントンの司法省で記者会見するバー司法長官(中央)=18日(AP=共同)

 【ワシントン=住井亨介】バー米司法長官は18日午前(日本時間同日夜)、ロシア疑惑をめぐるモラー特別検察官の報告書の公表を前に記者会見した。2016年の大統領選へのロシアによる干渉疑惑では、バー氏は「ロシアによる干渉はあった」と指摘しつつ、「トランプ大統領の陣営とロシア側との共謀を示す証拠はなかった」と共謀を否定した。トランプ氏による捜査への司法妨害の疑いについては、10の事例を検証したとしつつ、「立証には証拠が不十分」と結論づけたことを改めて強調した。

 報告書は約400ページあり、機密情報などを除いたものが同日中に議会へ送付され、一般に公表された。バー氏は、非公表とした部分が現在進行中の事件捜査に関わるものだとし、「大統領特権により公表を控えた部分はない」とした。

 司法妨害の疑いをめぐっては、バー氏ら司法省幹部とモラー氏との間で見解が異なっていたことを認めつつ、「ホワイトハウスは捜査に十分に協力した」と述べた。

 オバマ前政権下で始まった捜査が政治的に偏向しているとして、「魔女狩り」などと非難してきたトランプ氏は18日、バー氏の会見を受けて、ツイッターに「共謀はなく、司法妨害もない。ゲームオーバーだ」と書き込んだ。

 民主党が多数を占める下院では、司法委員会が全面公開を司法省に命じるための召喚状を出す権限を委員長に与えており、公表される内容次第でさらに公開圧力を強める構えだ。バー氏は会見で、一部の議会幹部に非公表部分を少なくした報告書を提出する考えも示した。

 バー氏が3月24日に議会に送付した報告書の概要では、報告書がロシアの大統領選干渉疑惑についてはトランプ陣営とロシア側との共謀は認定せず、司法妨害の疑いについては法的判断を避けたと説明していた。

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