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インドネシア ジョコ大統領再選へ

17日、インドネシアの首都ジャカルタで投票を終え、投票済みの目印となるインクが付いた指を見せるジョコ大統領(左)と夫人(共同)
17日、インドネシアの首都ジャカルタで投票を終え、投票済みの目印となるインクが付いた指を見せるジョコ大統領(左)と夫人(共同)

 【ジャカルタ=森浩】5年に1度のインドネシア大統領選が17日、実施された。複数の現地調査機関の出口調査では、現職大統領のジョコ氏(57)が、元陸軍特殊部隊司令官で最大野党グリンドラ党党首のプラボウォ氏(67)を10ポイントほどリードしており、再選が確実視されている。

 1998年のスハルト独裁政権崩壊後、直接投票による大統領選は4回目。ジョコ氏が進めてきた経済政策に一定の支持を得られているものとみられるが、ジョコ氏はイスラム穏健派とされており、国内で勢いを増すイスラム保守層の動向が注目される。

 調査機関によると、ジョコ氏の得票はプラボウォ氏を8~11%上回る。選挙管理委員会は5月22日までに最終結果を発表する。3選禁止のため次の5年は最後の任期となる。

 軍や政治のエリート層出身ではないジョコ氏は“庶民派”をアピールしつつ、インフラ開発や物価安定などでの実績を強調した。食料品の支給、職業訓練、学費支援の3つの公約を打ち出し、再選されれば「人材開発に注力する」と呼びかけて、支持拡大を狙った。

 プラボウォ氏はスハルト政権時代に出世を重ねた軍エリートで、強硬派を含むイスラム保守層の支持を受けてきた。

 インドネシアの選挙管理委員会によると、有権者は約1億9300万人で、インド、米国に次ぐ規模の有権者を抱える民主主義国家。大統領選と同時に総選挙も実施されたが、目立った混乱はなかった。

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