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「寛容なイスラム大国」の行方 インドネシア大統領選

 ジョコ氏は貧困層からのたたき上げという“庶民派”という評価の一方、他宗教に融和的な姿勢から「反イスラム」と批判され続ける。「ジョコが大統領になれば同性婚が認められる」。選挙期間中、こんなフェイク(偽)ニュースが飛び交った。世俗的なジョコ氏についてイスラム保守層の危機感をあおる噂だ。

 ジョコ氏は国内最大のイスラム系団体「ウラマー評議会」重鎮のマアルフ氏を副大統領候補として起用。「反イスラム」というイメージの払拭に躍起だ。

 対するプラボウォ氏はイスラム保守系の団体から支持を受ける。外国の影響力を減らして自国産業の強化を呼びかけるなど、「強い指導者」としてのイメージ作りに邁(まい)進(しん)する。

 プラボウォ氏支持だという女性、ハナさん(23)は最近、女性が頭髪を隠すヒジャブ(スカーフ)を着けるようになったという。「イスラム教徒としての誇りを大切したいし、プラボウォ氏もそういう候補だと思う」と話した。

 ムフタディ氏は「もし選挙でジョコ氏が勝っても保守的なイスラム勢力は政権攻撃を継続するだろう」と警戒。大統領選が社会の分断の増幅につながらないか懸念している。

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