PR

ニュース 国際

「アラブの春」第2幕のうねり 妥協せぬ民衆、目立つ女性

 「アラブの春」ではシリアやイエメンが内戦に陥ったほか、イスラム勢力の台頭を招いた国もあった。カダフィ政権が崩壊したリビアでは今月、有力な軍事組織と暫定政権との戦闘が激化、民主化とはほど遠い状況だ。スーダンなどのデモ隊はアラブの春を教訓に、同じ誤りを繰り返すまいと決意しているかのようだ。

 一方、スーダンの隣国エジプトではシーシー大統領(64)の任期延長が現実味を帯びてきた。国会は大統領任期を4年から6年に延長する改憲案を審議中で、近く実施予定の国民投票で認められれば、現行任期が2年延長され24年までとなり、その後さらに6年間、30年までの続投が可能となる。エジプトでは「アラブの春」でムバラク政権が退陣しており、反政府デモの飛び火を避けたい政権の狙いもちらつく。

 中東の識者はロイター通信に、デモの拡大は「政治の嘘」に対する反発だと指摘。全般的に低迷傾向が続く経済のてこ入れもせず、強権の維持に汲々(きゅうきゅう)としてきた指導者にとっては厳しい夏になるかもしれない。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ