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伊藤紫虹さんの水墨画展、60年ぶりに台湾で開催

12日、台北の国父記念館で、台湾の謝長廷駐日代表(右)に作品の説明をする伊藤紫虹さん(田中靖人撮影)
12日、台北の国父記念館で、台湾の謝長廷駐日代表(右)に作品の説明をする伊藤紫虹さん(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】抽象的な水墨画で国際的に知られる伊藤紫虹(しこう)さん(84)の個展が12日、台北の国父記念館で始まった。伊藤さんは主に台湾で著名な水墨画家に師事した。台湾での個展は約60年ぶり。

 伊藤さんは1953(昭和28)年、台湾から来日した清王朝の子孫で画家の愛新覚羅溥儒(あいしんかくら・ふじゅ)に入門。文化使節として訪台し蒋介石総統夫人の宋美齢(そう・びれい)と面会したことを機に台北に留学し、溥儒と並び称される張大千(ちょう・だいせん)にも師事した。その後、欧州で西洋美術を学び、東洋と西洋の表現を融合させた独自の抽象画を描いている。

 台湾での個展は60年9月以来で、23日まで20代の作品7点を含む49点を展示している。開幕式で、台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃ・ちょうてい)代表(駐日大使に相当)は、「伊藤さんの背景にある物語は感動的で、台日の交流に深い意義がある」と述べた。

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