PR

ニュース 国際

「国境の壁は違憲」米下院がトランプ政権を提訴

5日、米メキシコ国境のカリフォルニア州カレキシコで星条旗などを掲げるトランプ大統領支持者ら(ロイター=共同)
5日、米メキシコ国境のカリフォルニア州カレキシコで星条旗などを掲げるトランプ大統領支持者ら(ロイター=共同)

 米民主党が主導する下院は5日、トランプ大統領の国家非常事態宣言に基づいて政権がメキシコ国境の壁建設を進めるのは合衆国憲法に違反するとして、宣言に基づく建設費捻出の違憲確認と支出差し止めなどを求めて首都ワシントンの連邦地裁に提訴した。メキシコ国境壁の問題は、下院と共和党政権の法廷闘争に発展した。

 訴状は、米議会が議決した国防総省などの予算を非常事態宣言に基づいて目的外の壁建設費に使うのは「憲法が定めた議会の予算編成権を侵害している」と主張した。

 米議会では上下両院が非常事態宣言を無効とする決議を可決したが、トランプ氏が3月15日に拒否権を発動。下院は3分の2以上の賛成で決議を再可決することができず、拒否権は覆らなかった。政権は3月下旬、国防総省の予算の一部を壁建設費に転用する手続きを始めた。

 ペロシ下院議長は「大統領は上下両院の超党派の決定に背いた」と非難し、提訴は「大統領の攻撃から憲法を守る行動だ」とする声明を出した。(ワシントン 共同)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ