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【ソウルからヨボセヨ】今や動物福祉時代

 韓国も相当なペットブームで、筆者が住んでいる若者街でさえペット連れの若者をよく見かけるようになった。ペットブームを背景に、伝統的なイヌ肉料理店は立つ瀬がなくなり廃業が相次いでいる。それでも味わいたければ、早めにお出かけください。

 こんな雰囲気だから動物保護団体は意気が上がっている。韓国社会は民主化で「お上(かみ)より民(たみ)」が幅を利かす社会になっているので、彼ら“市民団体”には誰も逆らえない。慰安婦問題やいわゆる徴用工問題などでの執拗(しつよう)な反日要求もその延長線上にあるが、動物保護団体の主張そのままに今や「人権」にならって「動物権」や「動物福祉」といった言葉が市民権を得てしきりに語られ、行政当局には「動物福祉課」まで登場している。

 彼らは水族館や遊園地のイルカショーや田舎町の伝統的な「牛相撲」も動物虐待だからやめろと圧力をかけ、近年、冬の氷祭りイベントで人気になっているマスやヤマメのつかみ取りもダメだという。

 女性差別反対の「#Me Too運動」もそうだが韓国ではワッと広がる。韓国人はことのほか流行というか先端好きなところがあるように思うが、動物保護運動のあげくそのうち焼き肉もダメといって“菜食国家”になるかもね、という皮肉の声も聞かれる。(黒田勝弘)

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