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メイ英首相、野党と妥協案模索へチーム設置 英EU離脱

3日、英ロンドンで、プラカードを掲げてEU離脱を呼びかける市民ら(AP)
3日、英ロンドンで、プラカードを掲げてEU離脱を呼びかける市民ら(AP)

 【ロンドン=板東和正】英国の欧州連合(EU)からの離脱をめぐり、メイ英首相は3日午後、双方が合意する離脱協定案について協議するため、最大野党・労働党のコービン党首と会談した。会談では、メイ政権や労働党の幹部で構成した交渉チームを立ち上げ、妥協案を探るための協議を続けることで合意した。ただ、メイ氏が親EUの立場を取る労働党に譲歩すれば、与党・保守党の強硬離脱派の反発を強めそうだ。

 会談は、メイ氏が2日発表した声明で要請し、実現した。メイ氏の協定案が英下院で3度否決された採決では、コービン氏をはじめ労働党議員の大半が反対に回った。メイ氏は協定案を可決に導くには、コービン氏との協議が不可欠だと判断し、会談を要請したとみられている。

 首相官邸の広報担当者などによると、メイ氏とコービン氏は3日、「建設的な対話」を行い、先行きが見えない離脱協議を終結させることを約束。会談後、コービン氏は「(会談は)有益だったが、結論は出ていない」とした上で、協議を続ける前向きな姿勢を示した。ただ、「メイ氏の立場は予想していたほど、大きく変わっていない」と不満もにじませたという。

 労働党は、EUの関税同盟に恒久的に残留する案などを主張。アイルランド国境問題が解決されるまで、英国全体を一時的に関税同盟にとどめる考えを示してきたメイ氏とは立場が異なる。今後の協議で双方の妥協点が見つかるかどうかは不透明だ。

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