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ロシアが北方領土で射撃訓練通告 日本側は抗議

 ロシア政府が、不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島周辺海域で4日から12日までの間の計7日間、射撃訓練を実施すると日本政府に通告していたことが3日、分かった。日本側は北方領土の軍事力強化につながるとして外交ルートで抗議した。ロシア側は3月にも国後・択捉(えとろふ)の両島で訓練を実施。昨秋以降、軍事演習を活発化させている。

 政府関係者によると、ロシア側は2日、国後島南部の東側海域で4日と5日、8~12日の計7日間にわたり射撃訓練を行うと通告してきた。

 政府は2日、「北方四島に関するわが国の立場と相いれない」などと抗議したが、ロシア軍は昨秋以降、北方領土の周辺海域でミサイル発射や射撃などの訓練を活発化させている。

 背景には大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議を前に、日本側を牽制(けんせい)する狙いもあるとみられ、先月12日には国後・択捉の両島で将兵約500人や戦車などが参加した訓練を実施したことも公表している。

 ロシア軍の訓練に日本側は再三抗議しているが、ロシア側は「自国領の訓練で日本には抗議する権利がない」などと主張し、抗議を受け付けない立場を強調している。

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