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台湾・蔡総統、「挑発排除」を指示 中国軍機侵入で

軍幹部との式典で演説する台湾の蔡英文総統=1日、台北(AP)
軍幹部との式典で演説する台湾の蔡英文総統=1日、台北(AP)

 【台北=田中靖人】台湾の蔡英文総統は1日、中国軍機が前日に台湾海峡の中間線を越えて台湾本島側に侵入したことを受けて「国家安全会議」を開き、中国の挑発行為に対し「直ちに断固とした排除行動を取る」よう軍に命じた。2日付の台湾各紙が報じた。

 蔡氏は1日、総統府で開いた軍幹部との式典でも、中国当局に対し「意図的な挑発やもめごとを起こして台湾海峡の現状の破壊を試みることをやめよ」と呼びかけた。

 台湾メディアによると、中国軍機が中間線を越えるのは、2011年に米軍機を追跡中のスホイ27戦闘機2機が約2分間、越境して以来。今回の侵入は台湾の離島、澎湖諸島に冬季には配備しない台湾空軍の戦闘機部隊が進駐した直後で、台湾側は防空態勢の反応を測るための意図的な侵入とみている。

 中国軍機の侵入を受け、米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のメンソール報道官は中央通信社の取材に対し「北京は強制的な脅迫を停止すべきだ」と批判。日本の菅義偉(すが・よしひで)官房長官も1日午後の記者会見で「台湾海峡の平和と安定は地域、世界にとり重要であり、関連動向は注視していく」と述べた。

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