PR

ニュース 国際

「英国の独立記念日のはずが」離脱派市民数千人がデモ

29日、ロンドンの英国会議事堂前で「私たちは離脱に投票した」などのプラカードを掲げ、早期の離脱を訴える市民ら(板東和正撮影)
29日、ロンドンの英国会議事堂前で「私たちは離脱に投票した」などのプラカードを掲げ、早期の離脱を訴える市民ら(板東和正撮影)
その他の写真を見る(1/6枚)

 【ロンドン=板東和正】メイ首相がまとめた離脱協定案が3度目の採決で否決された29日、ロンドンの英国会議事堂前で、欧州連合(EU)離脱を求める市民らによる大規模な集会が行われた。

 この日は、もともと英国がEUを離脱する期限として定められていた日。参加した市民は「3月29日が英国の独立記念日になるはずだったのに、政府に裏切られた」と延期を強く批判した。

 英メディアによると、29日の集会には、2016年6月にEU離脱の是非を問う国民投票で離脱に賛成した市民ら数千人が参加。「私たちは離脱に投票した」などというプラカードを掲げた市民らが集結した。

 集会に訪れた清掃員のデミー・ラッシュさん(52)は「議員は離脱の手法について話し合う無駄な時間をこれ以上を費やさず、国民投票の結果を尊重して即刻、離脱すべきだ。合意なき離脱で構わない」と主張した。

 離脱を支持する市民の多くは、英国がEUと合意なしに離脱した上で、世界貿易機関(WTO)の規則に戻ることを強く望んでいるとされる。

 別の参加者からは「EUの規則に縛られてきたおかげで、英国の経済は停滞してきた。英国は自由になれば、さらに飛躍できる」と訴える声もあった。

 29日の集会では、EU残留派の街宣車が国会議事堂周辺を通り、離脱派の市民から、激しいブーイングを浴びせられる一幕も。

 残留派の街宣車に乗っていた女性(29)は「合意なき離脱が起きると、経済に大打撃を与える。離脱派は英国がタイタニックになっていることを全く分かっていない」と訴えた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ