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ガルージン露大使「制裁は56年宣言に反する」 日露交渉で条件

講演するロシアのガルージン駐日大使=27日、東京都千代田区(共同)
講演するロシアのガルージン駐日大使=27日、東京都千代田区(共同)

 ロシアのガルージン駐日大使が28日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、日露平和条約交渉などについて語った。大使は、日露首脳が昨年11月、交渉の基礎にするとした日ソ共同宣言(1956年)に言及。日本がロシアのクリミア併合などを受けて発動した対露制裁は「共同宣言に記された善隣・友好の精神に合致しない」と述べた。

 日本側では首脳合意後、共同宣言で「平和条約締結後に引き渡す」とされている色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島の返還に期待が出た。大使は「共同宣言の全体を履行する必要がある」とし、対露制裁が北方領土交渉と関連する可能性を示唆した。

 大使は、北方領土が「第二次大戦の結果としてロシア領になった」との主張を認めるよう改めて要求。日米安保条約に絡む「ロシアの懸念」の解消や、日露関係の全般的発展も交渉進展の条件だとした。(遠藤良介)

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