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EU大統領、英離脱「長期延期に門戸を」

欧州議会で演説するEUのトゥスク大統領=27日、ストラスブール(ロイター)
欧州議会で演説するEUのトゥスク大統領=27日、ストラスブール(ロイター)

 【ベルリン=宮下日出男】英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、EUのトゥスク大統領は27日、欧州議会で演説し、「長期の延期に門戸を開いておくべきだ」と述べた。EU内には長期延長に否定的な意見もあるが、英国が離脱戦略を見直した場合は前向きに検討するよう呼びかけた。

 トゥスク氏は、英国で「離脱撤回の請願に600万人が署名し、100万人が国民投票の実施を求めてデモ行進した」とその状況に言及した上、「EU残留を望む人々は増えている」と指摘。こうした英国国民の意向を「裏切ることはできない」と強調した。

 EUは離脱協定案が英下院で可決されなければ、離脱の延期は4月12日までとし、それ以上の長期の場合は5月下旬の欧州議会選挙への英国参加が必要との姿勢。トゥスク氏は改めてこの方針も確認した。

 EUのユンケル欧州委員長も欧州議会で演説し、古代神話で人々に謎かけをしたことで知られる怪物スフィンクスを引き合いに、「英国と比べるなら、スフィンクスの方が分かりやすい」と述べ、先行きが見通せない英国内の状況へのいらだちを示した。

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