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欧州首脳、習近平主席と4者会談 中国のEU投資攻勢を牽制

記者会見する(左から)ジャン=クロード・ユンケル欧州委員長、中国の習近平国家主席、仏のエマニュエル・マクロン大統領、独のアンゲラ・メルケル首相=26日、仏パリのエリゼ大統領宮殿(AP)
記者会見する(左から)ジャン=クロード・ユンケル欧州委員長、中国の習近平国家主席、仏のエマニュエル・マクロン大統領、独のアンゲラ・メルケル首相=26日、仏パリのエリゼ大統領宮殿(AP)
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 【パリ=三井美奈】フランスのマクロン大統領は26日、中国の習近平国家主席の訪仏にあわせ、メルケル独首相、ユンケル欧州委員長をパリに招き、4者会談を行った。マクロン氏は会談後の声明で習氏に対し、「欧州連合(EU)の結束を尊重するよう望む」と求めた。

 マクロン氏は「われわれ(欧州と中国)には、考え方の違いがある」として、両者が競合関係にあると発言。「共に多国間主義を推進したい。中国と協力し、対話する用意がある」と訴えた。4者会談は、EUによる対中外交の共同歩調を示す目的で行われた。

 25日には中仏首脳会談が行われた。マクロン氏は共同記者会見で、「中国と欧州は相互に利益を尊重し、バランスのとれた関係であるべきだ」と述べ、EU域内の交通インフラ、技術産業に対する中国の投資攻勢を牽制(けんせい)した。

 これに対し、習氏は「欧州の結束と繁栄を望む」として、EUの不安払拭に努めた。今年最初の訪問先に欧州を選んだと強調し、中国と欧州の連携を訴えた。

 25日には、フランスが拠点の欧州航空大手エアバスに対する中国側の大型発注が発表された。A320など計300機にのぼる。中仏両国はこのほか、エネルギー、造船分野など推計約400億ユーロ(約5兆円)の経済協力に合意した。

 EUは21、22日の首脳会議で、中国を「競争相手」とみなす新戦略を討議。独仏は対中政策で「EUの結束」を訴えていた。

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