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台湾総統選、蔡氏が党内予備選に届け出 頼氏と一騎打ち

21日、台北市内の民主進歩党本部で、総統選の予備選立候補を届け出る蔡英文総統(田中靖人撮影)
21日、台北市内の民主進歩党本部で、総統選の予備選立候補を届け出る蔡英文総統(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台湾の蔡英文総統(62)は21日、来年1月の総統選に向け与党、民主進歩党の総統候補を決める党内予備選に届け出た。届け出締め切りは22日で、すでに届け出た頼清徳前行政院長(首相に相当)=(59)=と一騎打ちになる見通し。

 蔡氏は党本部で「民進党も台湾も私を必要としている」と再選に強い自信を示した。頼氏の突然の出馬表明には「意外に感じたのは私一人ではないはずだ。支持者や党員の期待とは少し落差がある」と述べ、頼氏を牽制(けんせい)した。

 蔡氏は、届け出後、その足で外交関係のある太平洋3カ国歴訪に向かった。頼氏は28日までの蔡氏の外遊期間中、党内の一部反発を考慮し公開の選挙運動を自粛する。

 蔡氏の再選出馬には党所属の立法委員(国会議員)の約半数が支持を表明。一方、頼氏が所属する最大派閥「新潮流派」は支持の一本化を見送る方向だ。卓栄泰(たく・えいたい)党主席は20日、「派閥闘争と曲解される」として、これ以上の支持表明は避けるよう呼びかけた。

 民進党は4月2日まで、卓氏を中心に「候補者調整」を行う。頼氏に立候補取り下げを働きかけるとみられるが、頼氏が応じる可能性は低そうだ。

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