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対中関税「相当長い間、維持する」 米大統領、欧州には自動車関税示唆か

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領は20日、中国からの輸入品に課した追加関税を「相当長い間、維持することを(政府内で)議論している」と述べた。米政権は中国との貿易協議で、中国に合意を守らせる仕組みを重視しており、トランプ氏は合意事項を中国に順守させる手段として、制裁関税を駆使する考えを示した。

 トランプ氏はホワイトハウスで、記者団に「中国には米国との合意順守で多くの問題があった」と述べ、米中の合意を担保する手段として、すでに発動した対中制裁関税を、そのまま維持する姿勢を強調した。

 一方、トランプ氏は「中国との取引はうまく進んでいる」と指摘。詰めの交渉を進めるため近くライトハイザー通商代表部(USTR)代表らが訪中し、中国側と会談すると説明した。

 米メディアによると、中国は米政府と合意に達しても、制裁関税が撤廃されないことに反発している。

 またトランプ氏は、貿易交渉を進めている欧州連合(EU)について、「EUは中国と同じぐらい米国に対して強硬だ」と批判した。EUは農業分野を交渉の対象外とする方針を貫いており、米政府は不満を募らせている。

 トランプ氏は、自動車関税の発動の是非について「(今後の)検討次第だ」と指摘。EUの強硬姿勢に「対抗する何かを検討している」と言及し、輸入車や自動車部品に高関税を課す措置をちらつかせて、EUに圧力をかける構えをみせた。

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