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シャンゼリゼの名物カフェ炎上 「黄色いベスト」デモで放火

週末デモの一部の暴徒に放火され、炎上するシャンゼリゼ通りにある有名カフェの「フーケッツ」=16日、仏パリ(AP)
週末デモの一部の暴徒に放火され、炎上するシャンゼリゼ通りにある有名カフェの「フーケッツ」=16日、仏パリ(AP)
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 【パリ=三井美奈】フランスの「黄色いベスト」をシンボルとした政府抗議デモで16日、デモ隊の一部が暴徒化し、パリのシャンゼリゼ通りにある名物カフェやブランド品店が略奪、放火された。

 被害を受けたカフェ「フーケッツ」は19世紀創業で映画人の社交場として知られ、俳優のジャン・ギャバン、監督のフランソワ・トリュフォーらが顧客だった。デモ隊は「革命だ」と叫びながらハンマーで店のガラスを破り、舗石(ほせき)を警官隊に投げつけ、約200人が一時拘束された。マクロン大統領は、南部のスキー場での休暇を切り上げてパリに戻った。パリのデモ参加者は約8000人で、政府は約1500人の過激派が暴力行為に出たとみている。

 抗議デモは昨年から続き、今回で18週連続。南仏マルセイユやボルドーでも行われ、全国で約3万2千人が参加した。デモは最近減少傾向にあり、16日を前に「再結集」の呼びかけがネット上に広がっていた。9日の前回デモの参加者は約2万9千人だった。

 ■黄色いベスト運動 フランスのマクロン政権の燃料税引き上げに反対する市民らが黄色い安全ベストをシンボルとして身に着けて始まった抗議デモ。昨年11月から仏各地で続いている。ガソリン価格が高止まりする一方、公共交通の整備が遅れている地方で反発が広がった。インターネットを通じた呼びかけで参加者が拡大し、警官隊との衝突や破壊行為が繰り返され、多数の負傷者や死者も出ている。

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