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NZテロ単独犯行か 襲撃9分前に首相に声明文 死者は50人に

銃乱射事件があったヌール・モスクの近くで、犠牲者を悼み涙する女性=17日、ニュージーランド・クライストチャーチ(共同)
銃乱射事件があったヌール・モスクの近くで、犠牲者を悼み涙する女性=17日、ニュージーランド・クライストチャーチ(共同)
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 【クライストチャーチ=平田雄介】ニュージーランドの警察当局は17日、南島クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で起きた銃乱射テロ事件で、身柄を拘束した3人のうち、殺人罪で訴追されたオーストラリア人のブレントン・タラント容疑者(28)以外の2人は事件と無関係だと判断した。同容疑者による単独犯行との見方が強まっている。

 事件による死者は、現場から1人の遺体が新たに見つかり、計50人となった。病院で治療を受けている被害者の中には重体の人もいて、さらに増える可能性がある。

 ニュージーランドのアーダン首相は17日に記者会見し、タラント容疑者が書いたとみられる犯行声明が、モスクを襲う9分前に電子メールで首相府に届いていたと説明した。「声明には襲撃する場所などの詳細がなかった」とも述べ、事件を未然に防ぐのは難しかったとの認識を示した。

 首相府に送られた電子メールの同報先は30件を超えていて、現地紙ニュージーランド・ヘラルド(電子版)によると、送付先の大半は国内外の報道機関だったが、ニュージーランド国会議長ら複数の政治家も含まれていたという。

 タラント容疑者は15日、銃5丁を所持して礼拝が行われていたモスクで銃を乱射した。アーダン氏は事件翌日の16日に現地入りしてイスラム教徒らと面会し「宗教の自由を保障する」と約束。国民の「団結」を訴えた。

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