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対日より対中交渉優先 米財務長官、決着4月以降に

取材に応じるムニューシン米財務長官=14日、ワシントン(共同)
取材に応じるムニューシン米財務長官=14日、ワシントン(共同)

 ムニューシン米財務長官は14日、記者団に、米政権が取り組む2国間の貿易協議に関し、終盤を迎えた中国との交渉を日本より優先する考えを示した。米中間で決着を図るための首脳会談が4月以降にずれ込むとの見通しも明らかにした。協議が想定より長引いており、日米交渉の開始時期も後ずれする可能性がある。

 ムニューシン氏は、米政権の優先事項は「中国との交渉妥結と、見直した北米自由貿易協定の批准だ」と強調した。中国との協議は課題が残っているとして「月内に首脳会談は開催できないだろう」と説明。トランプ大統領も14日、米中協議の行方は「いずれにせよ3、4週間後に分かる」と述べた。

 日本との新貿易交渉はライトハイザー通商代表が主導しているとした上で、開始に向け「予備的な対話をしている」と説明した。日本政府は4月以降の開催を目指して米政府と調整する意向だが、米中協議が妥結するまで日米交渉は大きく進展しない可能性がある。

 トランプ氏は13日、中国との交渉妥結を「急がない」と述べ、月内に意欲を示してきた首脳会談の開催時期を事実上修正していた。

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