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印パ対立選挙に影響も モディ氏、団結強調で支持拡大

 【ニューデリー=森浩】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方で双方の軍事的緊張が高まった問題は、4月11日から投票が始まるインド総選挙の情勢に影響を与えそうだ。モディ首相は国民の団結を強調することで支持を拡大。対パ強硬姿勢が国政与党インド人民党(BJP)苦戦とされた選挙の流れを変える可能性がある。

 「もうたくさんだ。私たちは永遠に苦しみ続けることになる」

 モディ氏は9日の演説でパキスタンとの軍事的緊張の発端となった2月14日の自爆テロを引き合いに出し、危機感をあらわにした。さらに「VIPは国の安全を阻害する」とも指摘。インド屈指の名門出身である野党国民会議派のガンジー総裁を念頭にした発言で、パキスタンに毅然(きぜん)と対応した自らの実行力を言外にアピールした。

 2014年の前回選挙でBJPは単独過半数を獲得したが、最近は貧困にあえぐ農村部の反発などによって、党勢やモディ人気に陰りが見えていた。各種世論調査では今回の総選挙では連立でも過半数に満たないとの予測が相次いだ。

 ところが、パキスタンとの緊張が潮目を変えようとしている。地元メディア「ブルームバーグクイント」は調査会社のまとめとして、1月には32%だったモディ氏の政策への満足度が3月には倍増したと報道。英字誌インディア・トゥデーの「次の首相にふさわしいのは誰か」という調査(2~3月実施)でも、モディ氏が52%を占め、昨年10月から6ポイント上昇した。

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