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アルジェリア大統領、選挙出馬取りやめ 政権20年…辞任時期は未定

アルジェリアのブーテフリカ大統領(AP)
アルジェリアのブーテフリカ大統領(AP)

 【カイロ=佐藤貴生】アルジェリアで約20年間、最高権力者の座を占めてきたブーテフリカ大統領(82)が11日、4月18日に実施予定だった大統領選への出馬を取りやめる意向を示した。最近は権力に固執するブーテフリカ氏に反発する抗議デモが全土に拡大しており、11日夜には若者らが街頭に繰り出して長期政権の終わりを喜ぶ姿がみられた。

 ただ、ブーテフリカ氏は大統領選の延期を表明したほか、自らの辞任の時期も明言していない。政権移行に向けて「国民会議」を発足させ年内に新憲法の草案を固めるとし、当面は大統領職にとどまる方針とみられ、民衆の間に不満がくすぶっている。

 ブーテフリカ氏は1999年に大統領に当選。20万人近くが死亡したとされる90年代の内戦終結に貢献した。民主化要求デモが国を越えて広がった2011年の「アラブの春」も持ちこたえたが、13年に脳卒中を患って車いすでの生活となってからは、執務能力に疑問の声が出ていた。

 08年には大統領任期制限を撤廃する改憲案が国会で承認され、同氏の権力の長期化に道が開かれたほか、選挙では不正疑惑がたびたび指摘され、野党などから批判の声が上がっていた。

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