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仏当局、ゴーン被告「ベルサイユの披露宴」で捜査着手

カンヌ映画祭に出席したゴーン被告夫妻=2017年5月(ロイター)
カンヌ映画祭に出席したゴーン被告夫妻=2017年5月(ロイター)
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 【パリ=三井美奈】仏検察は仏自動車大手ルノーの前会長、カルロス・ゴーン被告が2016年10月にベルサイユ宮殿で結婚披露宴を開いたのは、同社資金の不正流用にあたる疑いがあるとして予備捜査を開始した。仏メディアが11日、一斉に報じた。

 疑惑はルノーの社内調査で発覚した。ルノーは宮殿修復のため230万ユーロ(約2億9千万円)のメセナ契約を結び、宮殿から最大25%分の対価を見返りとして得たが、ゴーン被告はこの特典を披露宴開催に流用した疑いが出ている。ルノーは先月、「5万ユーロ(約620万円)相当の特典がゴーン被告の個人的利益に使われた」として、当局に通報する方針を発表していた。

 ルノーの社内調査は、昨年11月のゴーン被告の逮捕を受けて行われ、ゴーン被告のフランス側の弁護士は、「ルノーからは請求がなかったため、被告は代金がいると思わなかった。必要なら返金の用意がある」と表明していた。

 ゴーン被告とキャロル夫人の披露宴は、ベルサイユの大トリアノン宮殿で行われた。18世紀の貴族にふんした俳優が登場するなど、派手な演出で注目を集めた。検察の予備捜査の後、予審判事が正式捜査を始めるか否かを判断する。

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