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韓国の全斗煥氏が光州地裁に出廷 光州事件にからみ

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11日、韓国の光州地裁から出る全斗煥元大統領(中央)。謝罪を求める市民らにもみくちゃにされた(聯合=共同)
11日、韓国の光州地裁から出る全斗煥元大統領(中央)。謝罪を求める市民らにもみくちゃにされた(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(88)が11日、南西部の光州で1980年に軍の鎮圧により市民多数が死亡した「光州事件」にからみ、被告として法廷に出廷した。

 光州地裁で開かれた公判は、全氏が2017年に出版した回顧録での死者に対する名誉毀損(きそん)罪を問うもの。全氏は著書で、事件当時、軍のヘリコプターが市民らに上空から機銃掃射を加えたとする神父(故人)の目撃談を歪曲(わいきょく)された悪意ある主張だ」と否定。光州地検は昨年5月、全氏を在宅起訴した。

 全氏は昨年からの公判を全て欠席。夫人は、医師から全氏がアルツハイマーとの診断を受け「認知能力が著しく低下し、出廷しても供述は難しい」と話していた。しかし、裁判所が勾引状を発付したため、全氏は出廷。起訴事実を否定した。地裁を去る際、報道関係者らにもまれつつも、足取りはしっかりしていた。

 全氏は光州事件後に大統領に就任した。「過去の清算」を掲げる文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、特に光州事件当時の「軍による市民弾圧」を非難しており、全氏の“断罪”による有罪判決は韓国で必然視されている。

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